日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

年頭のあいさつに思う:次の時代をどう捉え、何をするか


1月4日は多くの会社で午前中に社長から年頭のあいさつが行われる。それはわが社も同じ。今年の話は2つあった。1つは干支にちなんだ話。もうひとつは箱根駅伝からの教訓の話。

まずは干支にちなんだ話から、今年は十干十二支では壬辰だそうで、この漢字自体は大してお目出度い字ではないらしい。そして歴史上特筆すべき出来事があったわけでもない・・・ということで、どういう話になるのかと思ったら、昨年の甚大な自然災害、経済システムの不調などによる経済社会の破壊から今年は新しい何かが生まれるという年になるのではないかということで、そうやって見ると、壬辰は女編をつけると妊娠になるという、新しいものが生まれる年になるのではないかと言う話であった。

まずはわれわれを鼓舞する内容の話から入られたわけだ。

続いてもうひとつは、2日、3日に行われた箱根駅伝での東洋大の新記録づくしの完全優勝と三冠を逃した早稲田の話。

昨年の悔しさをばねに一丸となって各人が各々少しずつ記録を伸ばそうと努力し、実際力を伸ばし、今回の結果となった東洋大。一方、今年、二冠を達成した自信と昨年の優勝という実績を背に三冠に挑み、敗れた早稲田。社長の挨拶は、各人の少しずつの努力の大切さと早稲田の驕り(があったのではないか)という、年頭にあたっての皆のやる気を引き出す
と同時に正月気分を引き締めるものであった。

今年はこの2点であったが、社長の話は、年頭に限らず、いつも考える視点を提供してくれる。また今回の1点目の話は、結構苦心されたのかもしれないとも感じた。

社長の話しに関連させれば、第1点目については、今年の情報通信も新しい時代に向けての変革の第一歩になるのではないかという点で注目している。具体的な内容が何かは自分に書けるような内容であれば、そのうち書くだろう。正直まだ理解できていないのが悔しい。

2点目は東洋大には更なる飛躍を、早稲田を始め敗れた大学は今年の負けを糧に次の飛躍につなげていくことが大切だということになろう。われわれとて同じ、Going Concernとしての企業はなおさらだ。すべての経験は無駄ではないと信じ、前進することの大切さをさらに付け加えたい。そして積年の課題・・・今までの殻を破るために何をすべきかを具体化するために何か小さな一歩を踏み出したい。キーワードは、Enablerだ。

なんかまとまりのない文章になってしまったww
あと言いっ放しになる可能性が高い・・・毎度のことながらwww

さて、最後に今回の年頭の挨拶の後半、早稲田の話しを聞いていて、月間200キロ弱を走るランナーとして思ったのは、確かにそうかもしれないと思いながらも、一方で、長距離を走る競技でシーズンを通じて体調のベストを維持することの困難さ、それに挑み、敗れた早稲田と、昨年の雪辱と箱根駅伝に的を絞って1年間厳しい練習に耐えてきた東洋大という両校の置かれた立場の違いでのそれぞれの苦労について思いをめぐらしていた。

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