日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

東京マラソンの抽選に当選した!・・・非常識マラソンメソッドにすがろうと思う

その知らせは、10月12日午後4時50分に僕のメールアドレスに届いた・・・「◇◇ 東京マラソン2011 抽選結果(当選)のお知らせ ◇◇」・・・東京マラソンの抽選に当選!した!!

最初は信じられず、メールを何回か読みなおした・・・どう見ても当選したらしい・・・で最初に頭を過ったのは、「これはエライことになった」ということだった。誤解のないように言っておくと、当選したことはうれしかったのですよ、はい、本当に。

これまで一度もフルマラソンを走ったことはない。中学高校の頃は野球部の練習で長距離はよく走った。それでも20キロぐらいが最長だったろう。大学時代は自宅から大学までの10キロを歩くぐらい。走ることは好きだったが、あまりしていなかったと思う。

そして社会人、東京に出てきて会社勤めをするようになり、気がついてみれば体重が増え、成人病の予備軍になっていた。それが96年ごろだっただろうか。そこで決心をしてランニングを始めた。その時も1回に走る距離は10キロ未満だったと思う。その時はこれに食事療法を合わせ、見事減量に成功し、68キロぐらいまで落とした。

それから15年・・・体重はものの見事に増え、現在85キロ前後をうろうろしている。また減量しなくてはならないという状況だが、今回の東京マラソンへの応募はそれが第一の理由ではなかった。

今密かに考えているのは、50歳になったら−あるいはなる年に−四国八十八か所を歩き遍路でやろうということだ。それも一気にやりたいと考えている。それをやるには長距離を歩ける体になっていなければいけないし、体力もつけなければいけない。

それでまずはジョギングを始めたわけ。それが2008年ぐらいからだったけど、実態はほとんど実行せず状態。一応コースは隅田川テラスを北は両国橋から南は相生橋勝鬨橋を渡って1周するコースだ。たぶん12キロぐらいある。その一環で、どうせジョギングするなら地元で開催される東京マラソンを走ってみたいと・・・まぁ誰でも気軽に思いますよね・・・そのくらいのこと。

2009年の夏の応募はエントリーそのものを忘れていてダメだった。それで今年、暑い夏の日に新宿にある陸協にまで足を運び登録して、ネットでエントリーしたのが8月5日(その時の記事東京マラソン2010とありますが、正確には2011ですね。今頃気がつきました東京マラソン2010に登録した・・・抽選は10月)。それから約2カ月。当選の知らせが着たのでした。

本番まで実質4カ月・・・準備が間に合うのか!という思いが頭の中を駆け巡る。一番のネックは当然体重。今85キロぐらいある。この体重で42キロを走れるのか?膝が持つのかというのが一番の懸念点。どう考えても最低10キロ、できたら15キロの減量が必要でしょうということで、2月27日に向けて、減量と42キロを走れる体を作るための練習を始めなければならなくなったのだが、具体的にどうするかが問題。

今更だが、20キロぐらいなら想像つくのだが、42キロという距離を走るということがまったく想像できない。だからどういう練習を積んでいったらいいか分からない。食事は人並みに押さえるとして、心肺機能や脚力などは相当鍛え直さないといけないだろうという想像はつくけど、それをどうやって?

そんな時本屋で目に付いたのが、「非常識マラソンメソッド」という1冊の新書。こういうハウツウ本に頼るのは好きではないが、今はそんなことを言っていられないと・・・それに「非常識」というところにひかれるものがあり、早々に購入して読んでいる。ここで書かれている内容は自分にとってかなり高い水準なので、同じタイムや方法をそのままはまねできないが、練習目標はサブ5において、実際は完走(7時間以内)を目指すつもりでやろうと思う。

2月27日までどうなることやら、自分でもまったく予想できない。ひとつだけ確かなのは、仮に今の体形のままでも、その日が来たら必ず出場はするということだけだ。