親の形見というわけではないが、北軽の野口亭の台所の奥底にしまわれていた1997年製の梅酒。
先日、浜町に持ち帰ってきた。
恐る恐る開けて、飲んでみると・・・うまい!これはしばらく楽しめそう。北軽にはこの他にも梅酒が一瓶と生姜酒が一瓶ある。生姜酒はどのような味だかわからないけど、まあ生姜の味なんでしょうねえ。生姜酒は寒いときとか風邪のひき始めの時には効きそう。
実は僕の飲酒歴は、この梅酒から始まる。小学校!のころ、風邪をひいて学校を休んでいると、お袋が良くこれを飲みなさいと薄めた梅酒を飲ませてくれた・・・これが最初。まあ、薬としてだね。不思議な味がしたことを覚えている。そして何となく美味しいと・・・(笑)
その後、浪人時代かな・・・受験勉強して深夜から明け方に寝るときに、なかなか寝付けないとき、良く飲んだ。それも最初の頃はお行儀よく薄めて飲んでいたのだが、そのうち物足らなくなり薄めずに飲むようになり、最後は親父のウイスキーを失敬して、梅酒に加えてアルコール度数をあげて飲んでいた。
あの頃はまだ今のようにアルコールに毒されていなかったので、梅酒を飲むと体の中にあるコールが回って何となくいい気分になって眠れたことを覚えている。あの酔い心地は今となってはもう体験できないものだろう。
美味しい梅酒に乾杯[E:wine]