日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

Amazon kindleがわが家に来た!

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Amazon kindle・・・電子書籍市場を目覚めさせるきっかけを作った端末だ。かなりの人気らしく8月20日にわが家で注文したときも、半月以上待たされることになった。そして今日、メールで告知してきた予定日より1日早く到着した。

箱から出した最初の印象は、「小さい、薄い、軽い」だった。これまでAppleiPadを散々触っていたので、その感覚が残っていたためかもしれないが、本当に予想以上に「小さく、薄く、軽い端末だ」と思った。

充電しながら立ち上げ画面を見ての第一印象は、「紙の本と変わらない」であった。液晶の画面とはまったく違う。そして見ていると最初の印象とはまた変わってきて、「紙の本ともちょっと違う不思議な画面」という感じだ。

この前は本体が、中身がない状況で写真をアップしたが、今回はちゃんとkindleが入ってパチリ[E:camera]

kindleの下はiPad。これで大きさの実感が得られるだろうか。

画面はこんな感じ。見た感じは紙の印刷物を見るのとほとんど同じ。液晶画面とは全く違う・・・柔らかいという感覚がある。そう妙に柔らかい感じがする視感とでも言うのだろうか。

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操作感は、iPadiPhoneのタッチパネルで直感的に使いこなせるのとはだいぶ違う。どちらかと言えば、携帯電話の操作感に近いだろうか。あるいはマウスのないノートパソコンって感じ(このあたりのインターフェイスはもう少し向上してくれるとありがたい)。

日本語にも対応しているので、Webを表示させ、読むことはできるが、そのためには画面が小さい。やはりネットサーフィンするなら画面はiPadぐらいの大きさが欲しい。Webにアクセスできるので、ネット上の情報は自在に見られることを考えれば、電子ブックリーダーというよりは汎用電子リーダーといった感じかな。

さて今回のkindleに期待したのは、pdfファイルで日本語文献も読めるので、論文やレポートを入れておいて出先で読めるだろうと思ったからだ。今回早々に試してみると、A4用紙に書いてある論文の場合、僕には文字が小さすぎて読むのがつらい。そこで縦横を入れ替えて表示してみるとこんな感じ。

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これならば読めるかなという感じ。最近はこの手の端末は、iPhoneiPadのようなタッチパネルだとスイスイ操作できる。そこを比較すると操作するのにちょっとまどろっこしいと感じるところが気になった。慣れてくればそうでもなくなるのかもしれない。

初日なのでいろいろ使うのに四苦八苦するが、慣れてくれば変わってくるだろう。それよりもやはり画面の柔らかさと本体の軽さ、小ささを評価したい。それと英語の本を読むのに必須の英語の辞書の機能が付いている(但し英英辞典。英辞郎は手間がかかるけど入れられるみたい)ところは貴重だ。その他にもクリッピング機能などいろいろ便利な機能がついている。

はやくkindle上で読める本格的な日本語書籍が登場することを期待しよう。そして国語辞典や漢和辞典を連動させる。便利になると思う。

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