銀座ささもとには、だいぶ前、そう90年代かなり良く通った。その後、お店がリニューアルしたりしてメニューが若干変わったりしたけど、昔の味は変わらない。
ここ数年は年に数回行くかどうかという感じだが、行ったときは存分に堪能させてもらう。新宿はしょんべん横町(思い出横丁が正式名称らしいが)のささもとの兄弟店だが、銀座店に来た時はなるべく牛モツを食べるようにしている(新宿では豚が中心だということもある)。
この日は久しぶりに平日のささもとだった。カウンターには仕事帰りのサラリーマン数人組や女性も何人かいたりする(女性客が多いのが銀座店の特徴か。場所柄というのもあるだろうけど、女性がモツ焼き・・・時代は変わったと思う(笑))。
僕らはカウンターではなく後ろのテーブル席へ。これがちょっと独特でカウンターと並行して並べてある。これで焼き台の方が常に視野に入っているわけで、カウンターで食べているのと同じような感覚で食べられると言ったらいいだろうか。
食べたモツ焼きは、最初煮込みを2本食べた後、当然、刺身から。この日は、ハラミ、タン刺し、レバ刺しの3種類だったかな。皆、美味しくいただけました。
写真はタン刺し。塩を軽く振って食べます。口の中で転がしていると甘味が広がります。新宿では食べられない一品ですね。その他、ハラミも塩で、レバ刺しはねぎ醤油でいただきました。
それから次に焼きです。ハラミ、ツクネ、ハラミのスジ焼き脂、ギアラを注文。その他にタマシロ、コブヒモなどを出してもらいました。
写真は奥がツクネ。これがうまいんです。貴重品です。そして手前がギアラ。牛の第4の胃袋だったかと思います。焼き加減も絶妙ですね。その他のモツ焼きも堪能させていただきました。
そして最後の〆がキャベツの煮込み。
写真にはおまけに入れてもらったフワが写っていますが、このキャベツの煮込みが甘くて美味しいのです。スープと一緒にいただきますが、これ、本当に美味しいです。そして最後にネギスープをいただいてお勘定となります。
いや堪能させていただきました。また寄らせてもらいます。
銀座 ささもと 銀座店 (串焼き / 銀座駅、銀座一丁目駅、有楽町駅)
★★★★☆ 4.5