日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

報告のスキル・・・ブリッジと理由

今日、報告会があった。

報告内容はICT経済の4〜6月期の状況についてだ。これまでにも何回か報告している。

今日は時間が15分・・・まあそんなに短くはない。資料の説明部分はパワーポイントのシート、12枚ほど。

聴衆はR&Dに携わっている人たちだ。つまりマクロ経済の知識はほぼないと考えられ、かつ日頃経済のことにはあまり関心を払っていないと想定された。新聞の経済記事は読むであろうが、その背景や構造にまでは関心はないだろう。

前段で、今回の分析のフレームは簡単に説明した。GDP統計と比較できるようにと作っているということを。そして内容は本当に要点のみを説明していった。

説明は14分ぐらいで終わった。しかし、何か不完全燃焼気味な報告直後の感じ・・・なぜだろう。

気がついた点は一つ・・・内容はいくつかのブロックに分かれるが、そのブロック間をつなぐときの話のもっていき方が下手。端的に行ってしまえば、完全に欠落しているので、マクロ経済の知識ない聴衆にはぶつ切りの話に聞こえてしまった可能性が大。プレゼン研修では話のブリッジがないと指摘されるところ。

気付かされた点が一つ・・・なぜR&Dに携わる人がICT経済の現状の話を聞かなければならないのか・・・その部分、今日の報告の聞く側にとっての意義を明確に伝えられなかった。これは後から社長がフォローしてくれた。

上記の2点はいろいろなところで、いろいろな人に・・・たとえば新規の営業先とかも含めて、内容を説明するとき、こちらの意図を伝えるのに重要な点だと思う。

それができていない。今後の課題だ。

人気ブログランキングへ

ブログパーツ