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【人形町】すし柿崎・・・美味しいです

半年ほど前であろうか・・・いやもう少し前かもしれない・・・人形町通りを人二側に一本入った通りを自転車で流しているとき、その店は目にとまった。

ふっとみると、そこには「すし」の文字が・・・で、よく見ると「すし柿崎」とあった。外見は看板が出ているが、小じんまりした入口。そしてメニューも何も表には書いていない・・・つまり、素人目にはいかにも高そうなお店・・・お寿司屋さんである。

その後、金田丸なんかで評判を聞いてみると、地元の人が行ってなかなかいいと評判のこと。人形町の住人は舌が肥えているから評価は辛口と聞いていたので、それならば一回行く価値ありだろうと機会をうかがっていた。

それから半年以上。機会は突然訪れた。晩飯を一人で食べなければいけなくなり、時間は夜9時を回った時刻。この日はお酒ではなく、食べたかったのでどうしようと町内を自転車でうろついていた時、柿崎の看板が目に入った。

よし今日がチャンス・・・ということで、モバイル版の食べログで柿崎の電話番号を調べ、大丈夫か確認をとる。大丈夫とのことなので、即行で向かい、店の前に自転車を置き、引き戸を開け、中に入る。

店内は思っていたより広かった。そして席は満席。入口角の席が一つだけあいていた。ラッキー!(席はカウンターが8席、テーブル席4人掛けが一つだったと思う。)

白木のカウンターにずらっと並ぶお客さん・・・時間が時間なのでお客はあまりいないかと思ったら全く逆。後で聞いたら12時ぐらいまでお客さんがいるとのこと。そして夜が遅いのでお昼はできないとのことだった。

今日は初めてなので、ビールを頼んだ後、「おまかせでお刺身を少し切ってもらって、後はにぎってください」とオーダー。そうそう店内にもメニューらしきものは一切出ていない。そして突き出し。秋といったらこれでしょうと秋サケの生のイクラと白エビ(だったと思う)。

後はマコガレイ、大間の鮪大トロ、平貝の磯辺焼きなどなどいろいろ刺身を食べさせてもらった。お刺身は盛り合わせではなく、一品、一品、切って出してくれる。それはそれで次は何が出てくるのかと楽しみだ。そうそうネタケースも必要最低限のネタが入っている小さいものがカウンタに出ているだけだった。何もかもがシンプルなお店だ。

そしてにぎり・・・特徴はたぶんにぎりの小ささ。今まででいろいろなお店で食べたにぎりで一番小さいかったと思う。その最初の一貫が出たところで、ご主人の柿崎さんが、「小さくないですか? もう少し大きくしますか?」と聞いてくれた。僕は「もう少し大きく」といったら、「もう少しでいいいですか、もっと大きくできますよ」って。

普通はにぎりは大から小へなるお店が多いとのことだったが、柿崎は逆だって笑いながら言っていた。そしたら本当に最後の方が大きかったように思う。酢飯の硬さや酢の効き方はちょうどよかった。何貫食べただろうか・・・たぶん8貫でたところで「もう少しにぎりますか」て聞いてくれたので、「あと2つぐらい」といって食べた後、最後はかんぴょう巻きでこの日は終わった。美味しかった。そしてこの日の支払いは14500円なりでした。

また行きたいと思う。ごちそうさまでした。

すし柿崎  (寿司 / 人形町、水天宮前、浜町)
★★★★ 4.5

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