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浦沢直樹:ビリーバット・・・似てるけど、これはこれで面白い

20世紀少年に続いて浦沢作品に手を出してしまった・・・終戦直後の日本が舞台となっている『ビリーバット』。

2008年から連載が始まっていたらしく、コミックとして出ているのはまだこの1巻だけ・・・今後どのように展開していくのだろうか・・・20世紀少年は完結してから全巻一気に読んだので次を待つというストレスはなかったが、これはこれからなので読み始めてしまった自分としては次が待ち遠しい。

ストーリは日系2世の漫画家が主人公。それが終戦直後の日本に来て自分のマンガのキャラクタの元を確かめるところから、戦後の重大事件に巻き込まれていくというもの。今後どう展開していくのか当然分からないのだけれど、戦後最大の謎とされる下山事件が扱われていてどのようなストーリを構築するのか興味があるところだ。

4063728129 BILLY BAT 1 (モーニングKC)
講談社  2009-06-23

by G-Tools

読んでいくと感じるのだが、ストーリの展開や漫画家が出てくる、こちらでは主人公だが、ところなど20世紀少年を感じさせる。20世紀少年が60年前後生まれ世代の同時代史だったとすれば、ビリーバットは60年前後に生まれた世代から見た終戦直後の見え方を体現しているというところだろうか。

さて今回のビリーバットはどのような展開をしていくのだろうか・・・また長期連載になるのかなぁ〜・・・ストーリの厳密性よりスケールの大きな物語を描いてほしいものだ。

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