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20世紀少年―本格科学冒険漫画・・・自分のあの頃が再現されている

もうすぐ公開される20世紀少年最終章だが、今更ながら先日TV放映された第一章を見て、のめりこんでしまった(今頃? オッセー・・・と言って、白い目で見ないように)。なんてったて懐かしいし、本格科学冒険漫画という泥臭い副題がいいではないかと思った。

そこで早々に本屋さんに向かって、まずは最初の5巻を購入。これは本当にグーゼンだったけど、この5巻までが映画の第一章では描かれていた。

映画の配役と原作で書かれている人物が見事に重なりすぎて、そこがまず一つ驚いたのと同時に笑ってしまった。これ原作者が実際似せて書いた人たちをそのままキャスティングしたのではないのかねえ。映画の配役でちょっとサービスかなっと思ったのは、ユキジ役かな。常盤貴子はちょっと美人さん過ぎって思ったのは僕だけだろうか。

内容は懐かしいの一言につきる・・・秘密基地とか、みんな思い描く勧善懲悪の世界(当時はウルトラマンやセブン、仮面ライダー、などが全盛だった)、そしてちらっと垣間見える大人の世界へのドキドキ感。クラスの中にいるいじめっ子、いじめられっ子、仲間はずれ、などなど。そして大人になってからのクラス会・・・そういえば、クラス会ねえなあ(と思っても僕はすでに連絡不能になっているだろう・・・残念)。

70年代・・・楽しい時代だったねえ。今だったらいろんなところで問題にすぐされてしまいそうなことをやっても全然大丈夫だった。あの頃はまだ日本も貧しくて、そんな細かいこと、みんな構っている余裕なんてなかったんだよなあなんて思いながら読んでしまった。

そうなんだよねえ、現実の世界に戻ると、年金だ、子育てだ、教育だ、環境だなどとギャアギャア喚く前にあの頃のように必死で働いたらどうなのよ・・・その方が楽しいよ・・・きっとね。



20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (2) (ビッグコミックス)

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (3) (ビッグコミックス)

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (4) (ビッグコミックス)

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (5) (ビッグコミックス)



主人公の一人・・・ケンヂが1959年生まれ。ちなみに僕は62年生まれ。ほとんど同世代。ふ〜ンと思って、著者の浦沢直樹氏も調べてみると、生年は1960年らしい。なるほど漫画の描くシーンが自分の記憶に絶妙に重なるわけだ。

楽しい漫画であることは間違いない。今日はまた次の5巻を買いにいくだろう。そしてDVD。第一章と第二章が出ているけど、当然、最終章を含めてBOX版が発売されるだろうから、それを待つか^^

しばらくは20世紀少年で楽しめそうだ。

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僕らの世代というのはどうも古い時代と新しい時代の潮目を生きるような世代らしいと思うのは一人だけ?

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