うな富は、蛎殻町、いつも僕が飲みに行っている金田丸の近くにある。いつの間にか開店していた。一本、道は違うけど、金田丸や鮨処 雅に近い、そしてこじんまりしたお店。金田丸ではたまに話題になっていた・・・さばきから始めるので料理が出てくるのに時間がかかるらしいこと、蒲焼の店なのに外に匂いが漂ってこないことなどなど・・・僕としては興味津々だったけど、なかなか行くチャンスがなかった・・・先日、一度振られちゃったし^^;
そして初めて存在を知ってからどの位経ったであろうか、そのチャンスはふと訪れた・・・土曜日のお昼・・・「お昼、何食べようか?」と考えていたときに、思い出して初めて行ってみました。
1時ぐらいに行ったのですが、お店にはまだ6名ほどのお客さんがいて、料理が出てくるのを待っているところ・・・僕等はちょうどあいている席が二つあって、運よく座れた感じでした。席数は、全部で12席・・・テーブル4人席が2つとカウンターが4人。そしてお店の中は、鰻屋さんというよりは、元々は喫茶店か何かだったのかなと想像させるようなつくり。お店の人はご主人と、配膳をする女性が2人・・・みんな気さくで、ほっとする空間です。
さてランチのメニューを見ると、うな重が3種類・・・特、松、竹。それにランチうな丼とうな肝丼があるみたいでした。入口に時間が20分〜30分かかる旨、書いてあり、覚悟して入ったのですが、そんなに待たされた感じはありませんでした。
うな丼は、出来上がる直前にご飯を丼ぶりによそるのですが、まずご飯の量を聞いてくれます。この日は初めてということもあり「普通」を頼みました。普通としては十分な量でした。ご飯をよそって、その上にタレをかけ、ご飯とタレをよくなじませてくれます。その上にかば焼きがのるわけです。
食べた感じは、蒲焼は軟らかくふっくら、たれはあまりしつこくない、どちらかといえば、あっさり目かなと感じました。ご飯もいい感じです。それから肝串も頼みましたが、鰻が新鮮なのか、こちらも美味しかったです。あっという間に丼ぶり一杯、いただきました。
うな重も食べてみたいのでまた行ってみたいと思います。それから夜もぜひ一度でしょうか。
かば焼きと肝串、美味しかったです。御馳走様でした。
うな富 (うなぎ / 水天宮前、人形町)
★★★★★ 5.0