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【北京オリンピック】平和というより政治の祭典

8月8日に始まりましたが、見ていると、平和の祭典というより政治の祭典という感じがするのは僕だけでしょうか。近年、急成長してきた中国が世界の大国と同水準になったことをオリンピックというスポーツ大会・・・ある意味もっとも効果的なメディアを通して世界にアピールしようとしている。

北京でオリンピックが開催されている一方で、東欧ではロシアとグルジアが戦争状態に突入している。その両国の選手もオリンピックに参加しているのだろう。皆、何のためにオリンピックに参加しているのだろうか・・・商業化されたオリンピックの限界が見えているところでもあるのかも。金(・・・メダルの金ではなく、moneyの金ね)の前では思想も理想も消え去るということか。

一説では、古代オリンピックギリシャで最初に開かれた時は、確か日ごろ戦っている国同士がその期間だけは休戦して競技を行うというものであったといわれている。今、そんな事を言っていられるほど、世界の国々には余裕が無いという事なのだろうか。

・・・こういうこと考えていると、あまり見る気にならないんだよね・・・今回のオリンピック。

余り見たくないとは書いたものの、代表選手一人ひとりのプレーはすばらしく、思わず見入ってしまう自分がいたりする。

【8月13日加筆】

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