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Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

音声通信とメールの怪しい関係2

・・・承前

以上から類推できる音声通信の状況をまずまとめると・・・

・ 1995年当時の通話トラヒックはまだメールの影響を受けていない。「100km以内」「100km超」のトラヒックはインターネットの影響を受けず、携帯電話に代替されていったとすれば、「市内」も通話量は携帯電話の影響で同じように減少したと仮定できる。「市内」以外の距離段階は、2002年度で94,95年度当時の約半分の通話量である。

・以上と同じような状況が市内通話の音声部分についても起こっていたとすると、市内も純粋に音声通話はその程度の規模まで携帯に代替されていると推測できる。

・「市内」の音声トラヒックを95年度の半分と見て、他の距離段階、携帯電話を合計した全トラヒックで比較する。

  1995年度 4109百万時間

  2002年度 4847百万時間

  (2002年度内訳 固定 3249百万時間 携帯 1598百万時間)

音声通話全体で700百万時間強、音声トラヒックは増大している(固定は900百万時間弱減らしている)。

前回表示したグラフから得られる印象とだいぶ違うのではないだろうか。グラフから得られる第一印象は、携帯電話と固定電話をあわせた音声通信市場そのものが減少しているというものだが、インターネットアクセスのデータ通信分を除くと、音声通信市場は未だ成長している可能性があるのである。

次はメールの現状だ。

続く・・・

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