日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

TV電話

TV電話がひそかに注目されている。例えば、自分で小型カメラを買ってヤフーメッセンジャーなどを使えば、無料でリアルタイムの動画通信が出来る。品質は劣るが、TV電話と機能的には何等変わらないと思う。それから最近、ビデオチャットなるものも結構増えているみたいだ。従来のチャットはテキストベースだったが、ビデオチャットは、そこに動画が付く。場合によっては音声で会話することも可能なようだ。

携帯電話でもドコモの例だが、今度出たFOMAP900iにはTV電話機能が付いている。従来はイヤホンが必要だったが、外部スピーカーに出力することによってその弱点を克服している。使ってみると、結構、いいものである。ただ、弱点としては同じ機種を持っている同士でないと、おそらくTV電話は出来ないということだ(おそらくと書いたのは、その辺りの互換性を確認していないため)。仮にそうだとすると、ネットワーク効果がなかなか働かないので普及に時間がかかることになる。

だから授業で学生たちにTV電話の可能性を聞いても肯定的な意見と否定的な意見と半ば拮抗している。その背景には、学生たちも結構TV電話機能つき携帯電話を持っているのだが、使ったことがないので、使う機会がないということで、その評価は押しなべて否定的なものがおおかった。だから一度使うと、評価が一変する可能性はあると思う。逆に、肯定的な評価をする学生たちは、半ば想像の世界で評価しているわけで、こちらも実際に使ってどのように評価が変化するかは分からない。

私の周りでは、一度使った人の評価はやはり違う。肯定的な評価が多いようだ。みんなの反応を聞いていると、初期のうちには近親者とのコミュニケーションにはいいのではないかと感じる。実際、私もそういう使い方をしている。近親者ではないが、友達同士とのコミュニケーションに使って、貴重な体験をした人もいるようだ。例えば、世の中にはもうすでにTV電話を駆使している若者もいるようで、TV電話で深まる友情には、その様子が興味深く書かれている。

昔はTV電話は流行らないと言われてきた。理由は、「部屋の中が映ってしまうので、部屋を常に整理整頓しておく必要があるから」とか「すっぴんの顔は他人に見せられない」などというものであったが、これらはどうも迷信である可能性が高い。電話やインターネットを利用している我々でも映像コミュニケーションはまだまだ経験が少ないので、最初はなかなかとっつかないかもしれないが、TV電話は近い将来、静かに普及し始めると思う。

これが、BBサービスのキラーアプリケーションになるかどうかまでは分からない。

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