日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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大好き! 人形町「喜寿司」

さて、昨日、仕事が一区切りついた3人組で久々に喜寿司さんを訪れました。僕は今日で5回目ぐらいですが、ほか2人は、喜寿司さんは初体験です。

喜寿司さんは、名店でありながら、インターネット上でもあまり紹介されておらず、「知る人ぞ知る」って感じです。僕がネット上で見つけた喜寿司さんについて一番詳しく書いてあるページは、しこたまやまさんのホームページ(リンク切れ)です。

実ははじめていったときは、このしこたまやまさんのホームページで勉強してから行きました。しこたまやまさん、ありがとうございました。

ちなみに本日食したものは、次のとおりです。

最初、酒の「あて」(西の方では酒の肴のことをこういいますね)に刺身の盛合わせ(かつお、鯛、タコ)、焼きイカ(with 生姜)が出ました。まだ5月なので初鰹といっていいと思うのですが、特においしかったです。3月にもすでに鰹はお刺身で食べさせてもらいましたが、今回はたたきでした。皮下にはほんのり脂が乗っていて味は甘みがあって、なんともいえなかったです。(こういうとき、単語量の少なさ、表現力のなさに、残念な思いをします。) 鯛もタコも「オッケー!」って感じですね。

食したにぎりは、マグロ赤身、ホタテ、今が旬のイカ(イカの種類は忘れました)、鯛、中トロ(宮城産)、車えび、穴子(たれ)、コハダ(withおぼろ)、鯵、子持ち蝦蛄、えびおぼろ、干瓢巻(with わさび)、たまごと最後にお椀を頼んでお勘定と、まあだいたいこんなもんでしたか。これらをお酒(麒麟麦酒、菊正宗)をちびりちびりやりながら、約2時間かけて堪能させていただきました。

僕は最初に来たときに驚いたのが、コハダです。おいしいコハダを食べさせてもらったのはここがはじめてでした。その他のネタも当然おいしいです。僕は個人的には特に穴子と干瓢巻が好きです。ああ、今思い出しても口の中が唾液で満たされてくるって感じです。

喜寿司さんのいいところは、ネタがいいのは当たり前として、そのほかでは、まず店構えが非常にゆったりしているところです。空間が広いから、くつろぎながらゆったりと食べられます。それからBGMがないところ、強いて言えば、BGMはお客さんたちやお客さんと板前さんたちの繰り広げる会話や忙しく動き回るお店の人たちから発せられる活気といったものでしょうか。もう一つは、板前さんたちの隅々まで行き届いた気配りです。これらが渾然一体となって喜寿司さんの良さを形作っているんだと思います。

3人で食して5.7万円ほどでした。大満足! 決して高いとは思いません。