日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

仕事からの教え

ジェームズ・W・ヤング著『アイデアのつくり方』:読めば分かるが、実践するのは難しい

薄い本だけど、内容は濃い。時間をかけてゆっくり読みたい1冊。

ジミー・ソニ著『創始者たちーイーロン・マスク、ピーター・ティール、世界一のリスクテイカーたちの薄氷の伝説ー』:分厚いが、あっという間の出来事だったペイパルの立ち上げ

一つのスタートアップ、それがどのように業界で成功していくか、これほどスリリングな物語はないであろう。 今をときめくイーロン・マスクやピーター・ティールたちの若き日の物語、面白いし、色々考えさせてくれる。

退職して3ヶ月経過した・・・やはり未来を考え、迷うことなくそれに進むことだと思う

退職して3ヶ月。日々の生活は変わらない。今後どうしていくかを考えながら、そちらに向けた道を整えているところ。なかなか進まないが、コツコツ進めていくことだと言い聞かせている。

大杉潤著『定年ひとり起業ーマネー編ー』:先立つものは金だ!引退後の可能性を実現するのも金だ!・・・だから自分を見つめ直すことが大切だ

定年ひとり起業の第2弾、マネー編を読んでみた。こちらは老後資金の作り方について、年金、投資、終の住処についてそれぞれ具体的に書いてある。 60歳からでも老後資金はできるというメッセージは自分にとって大きいものでした。同じような人、ご一読をお勧…

CIAJ創立75周年記念パーティー・・・久しぶりの開催で参加者の熱気が伝わってきた

CIAJの設立75周年記念パーティーに参加してきた。75周年という歴史を感じるとともに、これからのデジタル化を担う団体としてその動向が注目される。当日の会場も総務・経産の各副大臣等の多数の来賓の参加あり、それとともに、多くの参加者の熱気を感じるパ…

退職して2ヶ月経過した・・・日々の生活はいいところもあり、迷うところもあり

退職して2ヶ月経ちました。最近、不調なところもあり、この2ヶ月がどうだったのか、ちょっと振り返ってみました。ま、やはり原因はあれかって感じです。ご用途お急ぎで無い方はご一読いただければ幸いです。

大杉潤著『定年ひとり起業』:機会を、時間を、行動を大切にしよう(長文)

定年退職後、どうするか。その選択肢の一つとして起業があることは分かっていても、自分にできるのだろうかと迷うし、どこから手をつけていいかわからないところ。 本書はそういう定年後の起業に向けて考えている人にとって、いや全ての退職後の人生を考えて…

一つの大きな仕事が終わった・・・程よい疲労感と達成感に包まれた夜

前半でもいくつかある山場の一つを超えた。他にもいくつかあるが、自分が主体的に関わっている中では最も重いプロジェクトだった。 今年で2回目だったが、どうしたら参加者みんなが満足してくれるかという点が最大のポイントだった。100点満点とはいかないか…

冨山和彦著「「不連続な変化の時代」を生き抜く リーダーの『挫折力』」:経験することの大切さとそこから何を学び取るか

仕事を進める上での判断をどうするか、自分で判断するか、周りに委ねるか・・・ここをどうするかでその後、その人の可能性は大きく変わる。その人の可能性が変わるということは、その組織の可能性も変わるということだ。自分は若い時にある人から、「どんな…

孤独感を緩和する映像の常時相互共有・・・相互に配信視聴するサービスはどうだろうか?

新型コロナ感染症の見通しが立たない日々、自宅で孤独と向き合っている人が多い。そんな中、もっと映像を使ったらと思うのは自然の流れでは。映像常時共有サービスは不可能なのだろうか。

柳田由紀子著『宿無し弘文ースティーブ・ジョブズの禅僧ー』:<転依>考えぬくことで次がある

ジョブズの伝記を読んだ時から気になっていたジョブズと禅宗の関係。 mnoguti.hatenablog.com mnoguti.hatenablog.com 伝記を読んだ感想を書いたブログの記事でも、1回目は「洗練を突き詰めると簡素になる」、2回目は「すべてが一体となって機能する」と見出…

観察手段としての分類学(整理学)と状況を説明するための分析ツール

調査、研究、コンサルなどの商売は、クライアントの問題意識を理解するために同じ目線で対象を見て、考えることが必要だが、それだけではクライアントと同レベルの思考しかできない。それでは商売にならないので、プラスαを付け加える必要がある。そのために…

北軽井沢での在宅勤務は可能か?・・・可能だけど今はできないことが判明^^;

この8月最後の週末に北軽井沢に来た目的の一つにこちらので在宅勤務の可能性を確認するものがあった。今までもこちらに来たとき仕事を持ってきて少しやったことはあるが、それは仕方なくしていたこと。在宅勤務となれば、通常の業務をやるということで切迫感…

片山 修 著『豊田章男』:世界に冠たるトヨタの社長の今・・・MaaS、変革の時代の社長像

トヨタ自動車と言えば、世界に冠たる、日本を代表する自動車会社。自分はトヨタ車には乗った(所有した)ことはないが、乗ったことはある(当たり前か)。 // そのトヨタ自動車の現社長の豊田章男氏の本を読んだ。主に彼の社長業の日々と社長としての決断、…

野村克也氏、逝く:無駄のない采配、考え抜かれた采配

野村監督(あえてこう呼ぶが)と言えば、自分にとっては水島新司氏の「あぶさん」がその最初だ。南海ホークスでのプレイングマネージャーとして描かれていて、主人公景浦安武を代打の切り札として使い、人間味のある監督として描かれていた。 ja.wikipedia.o…

岩井克人・前田裕之著『経済学の宇宙ー経済を考え抜いた格闘の奇跡ー』:自分の仕事とは、「研究」とは何か・・・を考えさせられた一冊

読み始めてから読了までだいぶ時間がかかってしまった*1。あとがきまで含めると478ページある。最近の書籍としては厚い。 // 岩井先生の学者としての足跡を本人がその時々の周辺の出来事と合わせて書き記した内容だ。 大学院から現在までおよそ半世紀にわた…

慶春2020:今年はいろいろダイエット(走る、ゴルフ、食べる、研究する、それが仕事、そして北軽井沢)

2020年、ようこそ! みなさま、本年もよろしくお願いします。 // 今年のみなさまのご多幸を祈念しつつ、自分の抱負などを簡潔に書いてみます。 基本は、昨年の気づきを大切に、悠然と流れる吉野川や隅田川のように動じず、やるべきことをやっていければと考…

2019年に読んだ本のベストはこの4作品・・・ジョブズ、アイブ、ピクサー、クック

2019年は、久しぶりに本を読もうと思ってそれなりに読んだ1年間だった。結果的に15冊14作品を読んだ。1ヶ月1冊以上の本を読んだことになるので、最近では多読の1年間だったのではないか。 // 最後に読み終えたのが、10月下旬で下で紹介するティム・クックに…

慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科主催:Sports X カンファレンス2019に行ってきた

夏のことなので時間が経ってしまったが、慶應大学大学院システムデザインマネジメント研究科が主催するカンファレンス、Sports Xカンファレンス2019に行ってきた。以下はそのカンファレンスでのメモを中心に頭に残っていることを書き連ねた記事だ。 // 大学…

目標と戦略は具体性が必要だ・・・これでもか!っていうくらい考え抜くことが大切

自分のような人間が「戦略」なんてことをいうと何て大それたことを・・・と思う向きもあろうが、研究計画でも、事業計画でも、人生設計でもそれは戦略の一種だと思うと、自分の将来に関わることなので考えずにはいられないだろう。 戦略を考えるにはまず目標…

リーアンダー・ケイニー著『ティム・クック:Appleをさらなる高みへと押し上げた天才』:ジョブズ後のAppleは何を目指したのか?

これからのAppleというか、これからのデジタル経済を、ビジネスを考えるために読んだ書籍・・・この本を含めて4冊*1。 // いやぁ〜、いろいろ教えられました。 ジョブズが技術×端末・サービス(Apple Ⅱ、Mac、iPhone、PIXAR、iTunes) ジョニーが技術×デザイ…

新井紀子著『AIに負けない子供を育てる』:水は易きに流れる・・・人はもっと易きに流れる(長文)

前著『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』の中で明らかにされた現代人の読解力の低下。教科書が読めないのは子供だけではなく大人も同じだということ。東ロボのプロジェクトを通しそれに気づかされた著者。 // 本書はその続編にあたるものだ。著者が中心と…

【霞ヶ関合同庁舎2号館】ドトールコーヒーショップ霞ヶ関第2号館店:久しぶりのノマドワーカーで束の間のコーヒーを

ここは総務省1Fの喫茶コーナー・・・正面入口から入ると奥の方にある。DOUTORコーヒーが入っている。某省まで御用聞きに来た帰り、急いでお昼を食べて出てきたので、ちょっとここで一息ついたところだ。 // いつのまにかWiFiが使えるようになっている・・・…

新井紀子著『AIに負けない子供を育てる』:読解力を鍛える必要がある大人も多いはずだ

以前、新井氏の以下の書籍を読んだ。 【2019年ビジネス書大賞 大賞】AI vs. 教科書が読めない子どもたち 作者: 新井紀子 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2018/02/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (32件) を見る // AIに労働機会が奪われ…

ローレンス・レビー著『PIXAR<ピクサー>:世界一のアニメーション企業の今まで語られていなかったお金の話』:新しいことを成し遂げる過程が経営という面から語られている

ピクサー、不思議な存在だった。ディズニーアニメーションを作っている会社?ってぐらいの認識。トイストーリーとか、モンスターズインクとか、ミスター・インクレディブルとか*1。 // 今回、ジョブズの本を読んでジョブズの仕事をより理解したければこの本…

リーアンダー・ケイニー著『ジョナサン・アイブ:偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー』:アップル製品の使い心地の良さの理由が分かる一冊

スティーブ・ジョブズの本を読んでいる最中にこの本の存在を知った。当然、ジョブズの本を読んだ後、次に読む本はこの本と決めていた*1。 // アイブのこの本を読んでいる最中に当の本人がアップルを辞めるというニュースに接した。なぜなのだろう?と思った…

京セラ「みなとみらいリサーチセンター」オープニングイベント 「異種格闘技戦’19」:錚々たるメンバーの刺激的な議論でした

京セラさんが、横浜のみなとみらい21地区にリサーチセンターをオープンした。京セラさんは京都が本拠地でR&D部門も全て京都にあるものだとばかり思っていて、それで今回横浜みなとみらいにリサーチセンターを開所したということで関心*1があり、そのオープニ…

【渋谷エクセルホテル東急 5F】エスタシオン カフェ:週末の午後にちょっと贅沢な空間でカフェオレを

渋谷、半蔵門線に乗れば浜町からも30分程度、だけどあまり来ない街・・・実は去年から仕事ではそれなりにお邪魔していることをふと思い出したりして。 // この日は週末の渋谷、待ち合わせた場所がここだった。 mnoguti.hatenablog.com 渋谷マークシティの5…

ウォルター・アイザックソン著『スティーブ・ジョブズⅡ』:すべてが一体となって機能する

第Ⅱ巻、ちょうど1ヶ月かかった。その間に日本のパソコン史を読んでいたからだが。 mnoguti.hatenablog.com 第Ⅱ巻は、圧巻だ。そりゃそうだろう。ジョブズが復帰してからの怒涛の進撃が描かれているのだから。Think Differentから始まり、iMac、アップルスト…

点、線、面で考える

点を見つけることが最初 世の中で注目されてることの一歩先を行けるのがいい // 点が見つかったらそれを線にすることを考える 線は複数作るか1つに絞るか・・・1つに絞る ストーリーを考えて進める・・・途中変更はあり、貪欲に周りを吸収する つまり変幻…