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中田敦著「GE 巨人の復活-シリコンバレー式「デジタル製造業」への挑戦-」:あの巨大なGEが変身していく過程

久しぶりに一冊を読了した。購入したのが6月の半ば、読み終えたのが7月28日で1ヶ月半もかかってしまった。最近の自分の頭の不調具合がよく分かるというものだ。

本書はアメリカの巨大企業GEが製造業として新たにデジタルを身にまといデジタル製造業として生まれ変わったその過程を描いたものだ。インダストリアル・インターネットの実際がよく分かる。著者は、シリコンバレーで直接GEの幹部やGEデジタルの関係者へのインタビュー等を通し、GEが進めたインダストリアル・インターネットの全体像を230ページの中で紹介している。 

GE 巨人の復活 シリコンバレー式「デジタル製造業」への挑戦

GE 巨人の復活 シリコンバレー式「デジタル製造業」への挑戦

 

インダストリアル・インターネット、製造業のデジタル化、IoT、ビッグデータ、AIなど最近よく耳目にする言葉が並ぶ・・・本書を読むとGEの変革を通して今進行しつつあるICTによる変革がどういうものかが理解できる*1。それとともにGEのように長い歴史を持ち、かつ、巨大な企業がこの変革にどのように対応して行ったかも理解できる。

構成は以下のとおり。

  • プロローグ:さらばウェルチ、過去と真逆に歩む
  • 第1章:設立125年のスタートアップ
  • 第2章:GEデジタルはこうして生まれた
  • 第3章:目指すはエアビーとウーバー
  • 第4章:アイデアはデザイン思考で育む
  • 第5章:グーグルそっくりのPredix
  • 第6章:デジタルで製造現場も変わる
  • 第7章:失敗が心地よい企業へ
  • おわりに

本書の中でキーワードとなるものが、リーンスタートアップ、デザイン思考、アジャイル開発などなどよく耳にする言葉たちだ。自分などはこういう最先端の言葉に弱いため、その部分だけでもいい勉強になった。

これらの新しいやり方を貪欲なまでに取り入れていくGEの凄さ。またGEの事例でなるほどと思うのは、経営トップのリーダーシップがICT改革ではいかに大事かということだ。そういう点で日本の企業が未だに導入が遅れ気味であり、せっかく導入してもICTをうまく使いこなせていない現実を考えるとき、その原因の一端は経営トップのあり方が根本的に問題なのではないかと改めて思わずにはいられない。

実際、GEは経営トップが自ら進んでインダストリアル・インターネットを実行するためにその先頭に立って改革を断行した。社内の改革も経営層がまず先頭に立って行うという感じだ。そして社内に広げていく。その先には顧客がいるわけだが、その顧客の開拓にも経営トップが率先して動いたという。経営トップ同士が納得すれば下は動きやすい、あるいは動かざるを得ない。

一方、我が国のICT業界はどうだ?身の回りで聞く話は全く逆だ。あるICTサービスを導入しようとして、担当者間では話が進み、よしこれで行けるとなった瞬間、トップからストップがかかる。いつも同じパターンだ。そこでどうすればいいか、ICT企業の営業マンは悩むらしい。日本のICT企業の経営トップも自ら動けば、日本全体がそもそも変わるのではないかと思わない人はいないのではないか?

GE 巨人の復活

GE 巨人の復活

 

印象に残ったのは、上記の話にもあるように経営トップがいかに社内を、顧客を引っ張るかということだ。それから創業125年にもなる古参企業がシリコンバレーに学ぶため、あるいはそこでの成果を生かすため徹底して社内改革を行い、新しい人を取り込んでいく過程は、そこで採用される技術、組織、人等が考え抜かれているように描かれている。実際は様々な困難が本書に描かれていない部分で多々あったのではないかと思う。ピボット経営的な対応も多々あったのではないか。それを乗り越えて実現させてしまうその実行力とそれを可能にする考え抜かれた改革の中身。

インダストリアル・インターネットの側面では、組織横断的なGEdigitalというIT部門が全てを作り上げていく過程、Predixという共通基盤、他社への提供、オープンという考え方、その他様々な要素が密接に絡み合い、GEの改革、インダストリアル・インターネットの推進を可能にしたと言えるだろう。

今、ICTがもたらす影響の一端を知りたいと思っているビジネスパーソン、これから社会に出てこようとしている学生、その他ICTの今に興味を持っている人、誰が読んでも面白く読めると思う。文章も読みやすい。おすすめである。

リーン・スタートアップ

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デザイン思考が世界を変える (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

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アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング (THEORY/IN/PRACTICE)

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*1:ものづくりからサービスの提供へとか言われてるけど、それがどういうことなのかが分かる。

隅田川テラス6キロ:本日花火でテラスは規制中

本日は隅田川花火大会当日ということで、例年ですが、隅田川テラスはそこここに人の流れを規制する柵が設けられています。そして、前日まではその柵の一部が開放されていて通れるのですが、当日はそれが閉じられて、テラスをずーっと浅草方面へ走ることができません・・・ということで本日は永代橋から両国橋で走りました。

前々回に続き、この日も5キロで暑さに負けました。そのあとは歩き。前回よりは暑かったものの、前々回よりは走りやすいと思ったのですが、やはりダメでしたね。

そしてこの日はその後にお酒の買い出しで入谷まで自転車で行きました。帰りは三越に寄って買い物してということで自転車で久しぶりに10キロほど走りました。

自転車で10キロも結構効きました。最後はもうフラフラで自宅に到着となりました。

暑い日々が続きますが、無理せず長い距離は無理でも5キロ、6キロぐらいの距離をこまめに走っていこうと思います。

お疲れ様でした。

7月のラン:115.3キロ
(6月のラン:73.8キロ)
2017年シーズンのラン:903キロ

 

【追分】追分そば茶屋:おひさしぶりに天せいろいただきました。

軽井沢に行くと大概寄って帰ってくる追分そば茶屋さん。この時も迷うことなく行きました。そして頼んだのは、いつもの定番、天せいろ。

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注文するとしばらくて蕎麦つゆと天つゆなどがまず運ばれてきます。天ぷらともりそばが来るまで、今しばし待ちます。

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そうするとまずは天ぷらのお出まし。こちら、お値段がそれなりにするので天ぷらが豪華です。ですから、二人で行く時は一人が天せいろを頼んで、一人はもりそばにして天ぷらをシェアするということもままあります。

この日は、左から、ナス、レンコン、キス、エビ2尾、かぼちゃ、ヤングコーン、ズッキーニ、さつまいも、ピーマンといつもながら豪華な盛り合わせ。これをどれから食べるか迷いながらいただいていると・・・

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程なくしてもりそばの登場。いい感じも盛り具合で、これと天ぷらを食べればもうお腹は満腹間違いなし。

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手打ち蕎麦・・・信州の手打ち蕎麦・・・美味しいですよ。

こちらの蕎麦つゆは自分の好みの味なのでお蕎麦もスルスル入ります。薬味として刻みネギ、大根おろしとわさびが付いていますが、それを使わなくても十分美味しいですが、ちょっと味を変えて楽しみたい時などは大根おろしを入れ、わさびを入れ、きざみネギを入れていただきます。あっという間に蕎麦は胃の中に落ちていきます。

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天ぷらも揚げたてアツアツが食べられます。何しろこのボリュームですから、運転手でなければ、天ぷらをつまみにお酒をいただいて、それからお蕎麦を食べたいところ。

この季節は、ヤングコーンが新しく仲間に加わっていました。今年はヤングコーンがいろいろなところでお目にかかりますが、ブームなのでしょうか。

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夏場は、天せいろをいただくことが多いのですが、それでもたまに暖かい天ぷら蕎麦を食べたくなります。それがこれ、蕎麦つゆに浮かぶ天ぷらが蕎麦つゆを程よく吸っていい感じなんですね。冷たい天せいろも美味しいし、暖かい天ぷら蕎麦もおすすめ。

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毎度毎度美味しいお蕎麦をいただいています。

今回もごちそうさまでした。

関連ランキング:そば(蕎麦) | 信濃追分駅

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いろはのち:重視すべきは情報の質・・・オリジナルに近づく努力

前回「いろはのと」では、情報収集のフレームワークというか、注目ポイントというか、視点について書いてみた。さて、そういうフレームができて、収集した情報を整理することに目途がついた今、再度、注目したいのがその集める情報そのものについてだ。

mnoguti.hatenablog.com 今の時代、オールドメディアと言われる新聞や雑誌・書籍からの文献情報は昔と変わらず貴重な情報源だ。そこにネットで取れる情報が今や無限大にある。オールドメディアの情報も新しいものの多くはネットで公開されている。つまりネットを調べるそれだけでいろいろなことが分かる・・・が、その情報は玉石混合だ。何かについて書く時、まさかその玉石混合の情報で書くわけには行かないだろう。石を除いて玉の情報だけを集めたとき、そこから何が言えるのかが勝負になる。

玉石混合の情報で書いてしまっても想像上の物語ならそれでもいいかもしれないが、現実の社会や経済を事実として描写する場合はどうだろうか。新聞、雑誌、ネット上の情報は2次情報だから、それが伝える内容の真偽のほどは保証されていない。一度、加工を受けている情報は真実を伝えているとは限らない。玉石混合だ・・・繰り返しでしつこいが。

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色々なことが書き手、伝え手によって、その人たちの感性であるいは立場上の要請から、あるいは単純な勘違いや理解不足でデフォルメされているということは誰でも容易に想像できる。その中から玉の情報だけを選別していかなければならない。事実を解明するということはそういう作業の積み重ねの先にある。それはオールドメディアの時代もネットの時代でも変わらない。

では玉石混合の情報の中からどうやって玉の情報を選別していくか。それはその原点を調べ、情報を一つ一つ確認していくしかない。また原点だけでなくその周辺の情報も整理することにより、その情報は相対化され、評価ができるようになる。

だから最初は新聞、雑誌、あるいはネットでいいが、調査・分析や研究をするにあたって最終的には情報の発生源から直接収集できるかどうかが大切になる。

情報源の大切さ・・・これにつきる。

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ネットで情報が誰にでも手に入るようになっている今日、ネットでは取れない情報、一次情報とかいうけど、そういう情報をどれだけ持てるかが分析の質を決める。前回、書いた情報を収集し整理するフレームも石の情報ばかりだといくら整理してもそこから出てくる分析結果はたかが知れている。

なるほどステークホルダーから直接いろいろインタビューしたとしても、なかなか本音は聞きだせるものではない。そこはそこでテクニックが必要なのだが、それでも会わないより会った方が、会うだけでも、自分が持っている情報がどの程度のものなのかはわかったりする・・・聞きたいことに対しては答えてくれなくても、間接的にはいろいろ分かってくるものだ。当事者に会って話をしてみるというのは大切なことなのだ。

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統計データだってそうだ。なるべくオリジナルのデータに当たることが必要だし、そのデータがどういう条件の下、収集範囲はどのように定めているのか、どういう手段で集められたデータなのかなどなど、データを扱う時はそういうところまで理解して使うべきだろう。それだけで理解度は上がり、そこから得られる情報の質が格段に上がるはずだ。

情報の時代と言いながら、オリジナルを見極めようという・・・そこの部分があまり大事にされていないような気がしてならない今日この頃。

 ・・・今回はここまで。何で自分はこんなことを書いているんでしょうか・・・次は「いろはのり」ですねw

 

隅田川テラス15キロ:気温、湿度が下がればこの通り

25日に走った時は、蒸し暑さにイチコロで5キロしかまともに走れなかった・・・それがどうよ、本日、涼しかったから15キロを平均キロ608で走れたではないか。

mnoguti.hatenablog.com

 現在、ぶよぶよの体なんだけど、それでもこれだけ走れたってことはやはり体重を減らそうという強烈なインセンティブになる・・・関取のようなお腹をスリムにしよう・・・シックスパットまではいらないけど、ツーパットぐらいどうだろうかw

冗談を置いておいて、今日は涼しいので最初からペース速めで行こうということでした。それでもキロ530〜600ぐらい・・・以前だったら500〜530ぐらいって行っていたところだけど、今はこれが精一杯。

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脚の調子はほぼ完調か・・・足の方も痛風の影響はほぼなくなった。各種筋肉も大丈夫みたい。こうなるとあとは故障しないようにじっくり走りこむことが今のテーマか。暑い時は暑いなりのペースで、気温や湿度が低く走れる時は少し追い込んでという具合に7月の残りと8月は過ごそう。

今日は先日の5キロでダウンの悪夢を払拭できてよかった、よかった。

明日からまた頑張らせてもらいます。

7月のラン:108.3キロ
(6月のラン:73.8キロ)
2017年シーズンのラン:896キロ

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【嬬恋村大笹】あさぎり:シンプルに美味しいもりそばを頂きました

シンプルに美味しいお蕎麦を食べたい時は、大笹にあるあさぎりさんまで車を走らせる。今回も伺ったが、混んでるのはごめんなのでお昼時を大きく過ぎた2時過ぎに伺った。

自分の他にはお二人いただけ、のんびりした雰囲気が漂う・・・こういうの好きだ。

お店に入っていくと、親父さんが一人いた。朴訥とした対応だが、それはそれで店の雰囲気の一部となっている。

今回は何を食べよう・・・それなりに悩んで選んだのが、もりそば。シンプルなもりそばをいただいた。

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手打ちの田舎蕎麦で、歯ごたえが結構ある。それをつける蕎麦つゆは柔らかい味付け。自分としては、このそばならもう少し濃い味付けでもいいのではないかと思わないでもないが、あさぎりさんではこの蕎麦つゆだ。

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蕎麦つゆに蕎麦をたっぷりつけて口に運ぶ。口の中で硬めの蕎麦がつゆと絡み合って、美味しく胃袋の中に落ちていく。蕎麦っていいねと思う瞬間。

ところで今回の先客はカレー南蛮を食べていた。それが蕎麦だったか、うどんだったかは分からないのだが、その客人は明らかにどこかの別荘客みたいな感じ、地元の人ではなかった。あさぎりさんまできて、カレー南蛮を頼むということは・・・ひょっとしてすごく美味しいのか?と・・・今度、食べてみようと思ったのでした。

年に何回も行かないがここも北軽井沢周辺での美味しい蕎麦屋の一軒だろう。

ごちそうさまでした。

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今更ながら「何で走るのか?」

たまにある・・・自分みたいに大した距離走ってないけど、全く走っていない人から見ると、「えらい距離を走っている」と言われることが。

そういう人たちからよく受ける質問が、「何でそんなに走るの?」の類の質問だ。色々な質問バージョンがある・・・が、それは自分で考えてね。

答えるの面倒臭いから、「そこに道があるから」と不真面目に答える・・・ほんと不真面目で御免なさい。

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そういうことなんだけど、たまに真面目に考えることがある・・・2010年の秋に走り始めて以来、未だに続いている自分が不思議でもある。今年、2017年はいろいろあって、痛風が頻発したりで、7月下旬のこの時期でもこの今シーズンは1000キロ走っていない。走り始めて初めての走行距離の短さだ。

それでも走り続けている・・・復活目指して。

たまに問うてみる・・・「何で走るの?」

走らないと、体重が増えてデブになるから?

デブになるとよろしくないことが連鎖的に起こってくる・・・痛風、高血圧、高脂血症、肝臓の数値の悪化、さらなる体重増・・・こういうことが怖くて走り続けているのかもしれない。

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走り終わったあと、特に追い込んだ時の達成感はたまらない快感・・・これを追い求めているのかもしれない。

あるいはレース・・・ハーフでも、フルでも、トレイルでも、ちゃんと走り切れた時の達成感は半端ない。

単純に、飲み屋でちやほやされたいwからかもしれない。

まあ、理由はどうあれ、走りたいから走っている・・・自分がいる。あっ、今何となく思ったのは、気持ちよく走りたいと、まあ、ランナーズハイの一種なのかもしれないけれど、そういう状態で走ってみたいといつも思いながら走っていることはいるような気がする。

走ることに対してまっすぐ向き合って走っている。

さてその次にある質問が・・・「走っている時に何を考えているのか」という質問だが、「走ることを考えている」・・・という答え方が一番素直だと思う。いや、当然、違うことも考える時はある。走ることに対してまっすぐ向き合うために違うことをいろいろ考えたりすることあるけど・・・^^;・・・そうなのだが、でも基本、走っている時は走ることを、これからのコースのことを考えている。

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さて、ここまでグダグダ書いてきて、再度、問う・・・何で走るの?

隅田川テラス6キロ:蒸し暑さに負けた・・・いいえ、気持ちで負けたぁ〜

ペースは度外視しても、何とか走りきっていた夏のテラスラン・・・本日は日曜日の16キロから中1日・・・まあ、普通の距離で行こうということで、予定は14キロ。永代橋から桜橋のコース。

結果は5キロまで・・・折れました・・・気持ち。

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 だめだねえ。胃のムカムカが原因とかではない・・・完全に気持ちで負けた。

でも、逆に考えれば、5キロは走れるわけだから、この永代橋・両国橋の1周6キロちょっとだけでもいいから毎日やればいいと・・・暑さに負けて走らないよりはよっぽどましだと・・・言い訳満載の帰りの道。

明日からのランは、この永代橋両国橋が基準になる。走れれば、可能な範囲で、厩橋吾妻橋、桜橋と伸ばすけどどうかな。

それから10キロ以下の距離ならもう少しペース上げてやってもいいのではないかと思うので、短距離走のようなものだが、そっちで頑張ってみるのもありか。

まあ、頑張る。

【六本木】Restaurant Ryuzu:ミシュラン2つ星のお店、久しぶりのフルコースを堪能

先日、縁あってミシュラン2つ星のお店の一つ、Restaurant Ryuzuさんで食事をする機会があった。六本木のちょっと入ったところの地下にあり、六本木の喧騒とは違う空間にそのお店はあった。階段をゆっくり降りると看板があり、我々をこちらへと招き入れてくれる。正直ちょっと緊張するw

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久しぶりのフレンチ、しかもミシュランに選ばれているお店ということもあり、期待は高まる。

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店内は活気があり、スタッフの動きも生き生きしている。こういうところからすでに料理の美味しさは始まっているのだなと改めて感じさせてくれる店の雰囲気。

今回、飲み物の写真はないが、当然、料理に合わせて、スパークリングワイン、白ワイン、赤ワイン、そして最後にコーヒーと一通りいただいた。自分はワインはそれほど詳しくないが、どれも出色のワインということで同席した人たちは絶賛していた。

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今日は、故あって、通常のコース料理とは異なる特別コース。いろいろな料理を楽しめたことはいうまでもない。それぞれの料理名がきちんとお伝えできない記憶力のなさなのだが、写真を見てご想像いただければと思う。

まず最初はこれ。小さい一口サイズのアミューズブッシュ?あるいは前菜と言えばいいのか。これから始まると思うとワクワクする。

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続いてはスープ。トウモロコシのスープだった。小さい器に上品に入れられたスープ。素材の味がしっかりして美味しかった。少しずつ口の中で味わいながらいただいたが、もっといただきたかったというのが正直なところ。

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そしてパン。リューズさんはこのパンが有名とのこと。美味しいからといってパンを食べると最後の方の料理を食べるのが苦しくなりますよとのことだったので、控えながら味わう。表面のカリカリ感がクッキーのような食感。中はふんわりで確かに美味しい。お腹の頃合いを考えながら少しずついただいた。

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こちらはサラダ。左側のソース?が何だったか・・・これを合わせながらいただいたが、これまた美味。

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次はフォアグラの一品。美味しい・・・という言葉しか出てこない。ナイフで一口サイズに切り、ゆっくり口に運ぶ・・・口の中で広がるフォアグラの濃厚な味わい・・・満足。ソースもパンですくって綺麗にいただきました。

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こちらは椎茸を使った一品。これと前のフォアグラのセレクトが今回唯一我々が選択できた料理。あとは全てお任せだった。この椎茸の一品も美味しかった。

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そして本日の魚料理は、鮎。出てきた時、頭がない!と思ったけど、しっかりソースの出汁として使われているとのことでした。鮎の内臓の苦味を生かした一品。贅沢の極み。

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そして肉料理はサーロイン。程よい大きさのサーロインが程よい焼き加減で供される。サーロインのあの味が口の中に広がっていくのは何度食べてもいいものだ。付け合わせの野菜も美味しい。

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そしてデザート。もう何も言いますまい。贅沢な空間と時間・・・その中でいただく美味しい料理たち。

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コーヒーを飲むことで終わりが近いことを改めて惜しむって感じ。

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締めはプチフール。

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ゆったりした空間の中でいただく美味しい料理の数々、贅沢なひと時をありがとうございました。ごちそうさまでした。是非再訪したいと思います。 

写真はあかりが背後からだったのでスマホの影が写っているがそこはご容赦を。

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久しぶりの激しい胃痛に悩まされる

ここ1ヶ月以上、痛風の発作に悩まされ、それがだいぶ改善した頃から何となく今度は胃の調子がおかしくなり始めた。

(食事中の方失礼)ゲップの出方が尋常ではないのだ。いつもよりひどいなと思っていたが、胃の方が痛むということはなかった。それが先々週あたりから何となくおかしく、先週の北軽では夕食後に痛くて苦しんだ。これ、大一波だったのかと思う。

一昨日の金曜日、一日中外でお昼と夕食をそれなりにがっつり食べた。お昼が特に食べ過ぎだったかと思う。ラーメンとおにぎり・・・これ、時間をおいて食べたけれども、今振り返ると明らかに胃にとって過負担であったろう。

こういう時に限って、夜の弁当がまたがっつり系で食べ残せばいいものを性分としてそれができず無理やり詰め込むという胃にとっては誠に辛い状況。最後に居酒屋Kで仕上げという翌日の胃痛の原因は金曜日にありっていう食行動だった。

年に何回かこういうなぜこれほど食べてしまうかという時があるのだが、それがちょうど胃の調子の悪い時に重なると今回のように痛い目にあう。

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おかげで翌日は、都市対抗野球の応援は取りやめ。周りには胃が痛くて行くの止めるなんて恥ずかしくて言えない。まあ、今日はやめておくって感じ。そして夜、晩御飯どうする?ということになり、胃痛の自分としてはあまり食欲なかったが、久しぶりに富士屋本店日本橋浜町に行こうということになり、重い腰をあげる。胃の調子は悪かったけど、我慢できないほどの痛みではまだなかったので・・・。

写真の美味しい料理をいただいたのだが、半分は味が分からなかった・・・痛くて^^;

そして痛みが徐々に酷くなるではないか、いつもならこの後、メインの一品を最低でも頼むのだが、痛みに耐えかね、さすがにギブアップ・・・痛痛いから帰ろうということで、残ったボトルワインは持ち帰りで帰ってきた次第。

本気で痛かったのでパンシロンとがストールの2種類の胃薬を買ってきてもらう。本当はガスター10がいいのだが、時間が時間だったので、すでに薬剤師さんはおらず購入できなかった。 

最終的にガストールを飲んで痛みは治まったのだが、まあ久しぶりの胃痛だった。

体重コントロールもしなければいけないのに、その前に胃痛になるとは何ともおバカさんなのだが、今回は日頃のストレスに悪い食べ方が重なってしまい週末を2回胃痛に悩まされるということになった。

ストレスとの付き合い方を考え、食べる量と食べ方を注意するようにして、なるべく再発しないように心がけないといけないとこの時は誓った次第。