お正月以来の喜寿司さん。定番の土曜日の夕方、いつものように伺いました。
この日もいつものようにカウンターはほぼ満席。独特の緊張感がある店内の雰囲気・・・これが好きです。その中で普通に交わされる会話のいろいろ。自分の場合は決まってランニングの話。「野口さん、今年は東京マラソンは知らなかったの?」「はい、今年は抽選も外れて、寄付も間に合いませんでした」って感じです。
着席して、まずはビールをお願いします。キリンね。お通しはお刺身湯葉でした。柔らかい味で良かったです。
そしてお刺身の盛り合わせ。どうです、この豪華さw
メカジキのお腹の部分、アワビ、イカ、赤貝、サヨリ、たこ、そして昆布締め(魚の種類は残念ながら失念)・・・なんとも贅沢な盛り合わせです。一品一品、味わいながらいただきます。この頃にはお酒はビールから日本酒へ。やはり魚には日本酒でしょう。
そしてこの日は鯛の煮付け、お頭ですね。玉子付きです。この甘く味付けたタレがなんとも言えない美味しさを口の中に広げます。そして玉子がまたいい。この時期ならではでしょうか。
お頭のアップはこんな感じ。目玉はエミさんに食べていただきました。しゃぶりつきましたよ・・・最後までね。
玉子のアップ。これはこれで甘かったと感じました。
そしてこれもおきまりの鯛の鯛のお出ましです。これだけ大きいお頭だと鯛の鯛も結構大きいです。
そして一品、つまみを追加してもらいました。それで出てきたのが、たいら貝の磯辺焼き。独特の歯ごたえと甘みが口の中に広がります。あっという間にいただいてしまいました。
この日のお吸い物は、鰯のつみれ汁です。これもまた美味しい。いい感じです。ホッとする味ですね。
握りは全部で8貫ぐらいだったでしょうか。最初の5貫ぐらい食べてそのあとに、そしてひな祭りが近かったこともあり、代わり握りを一品。海老の下にはそぼろが隠れています。海老の味とそぼろの甘みがいい感じでマッチしています。
尻尾も食べられますからw
そして雲丹。2種類乗っているのがわかるでしょうか。上が馬糞、下が紫です。全く味が違って馬糞の方がもっちり、それに比べて紫はさらっとしています。ああ、贅沢。
そしてにぎりの最後は、喜寿司さんの定番中の定番・・・穴子ですね。私はツメでいただきました。
そして最後の〆でこの日は干瓢巻きをいただきました。ワサビ入りです。
美味しいお寿司に、美味しいお酒、幸せなひと時でした。
ごちそうさまでした。